鏡に残る曖昧さ…
迷宮街中
白銀の指輪だとか

私には似合わない

耳元で甘く囁いて

ルージュ色の唇なんか

私にはありえない

足先に輝くマニキュア

理想的な人に逢えるなんて

思っていないから

だけど…

※寝静まった街に

許せる人がいるなら

街灯の下に呼んで

あげましょう

そのままお家には

決して帰してあげません※



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