アンソロジー
恐怖
恐怖に満ちたその顔を
私は見下す
そして私の顔は
楽しさとうれしさの含まれた満面の笑み
そして悲しみを紛らわすための顔
私はわがまま
みんな私のわがままを聞いてくれるから
私は調子に乗って
女王様気分
だからなんでもする
人の命をも奪おうとする
そのため
みんな私から離れていく
私を怖がる
みんながあまりにも怖がるから
私・・・
怖がる顔がいつの間にか好きになってた