今日も眠る貴方へ、
答えが分からないまま貴方に会う事も出来ず、私は弁護士さんと会っていた。

あの時の発言は撤回しないと断言した上で、私はまた時間旅行をした事を伝えた。

弁護士さん、目が飛び出るんじゃないかって位に驚いていたの。

バカな真似はしていないと言ったら安心していたけどね。


「何か呟いていたんです……私に謝っているみたいでしたけど」


貴方が言っていた言葉が何なのかを、弁護士さんに聞いてみた。

もしかしたら何か知っているかもしれないと思ってね。そしたらそれは正解だった。

弁護士さんも、貴方に面会に来てくれていたみたいなの。

その時に看護士さんが貴方の事を喋っていて、それが弁護士さんに耳にも。
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