たばこ村
そして半年
だいぶ体力を取り戻し



そうして



それが自信になり



たばこ村を後にする者が、



出はじめた。





何だか、



だいじょうぶな気がする。



って



ボクもその中の1人だった



実は



ボクは何度か



禁煙にトライして



くじけて自信をなくしてたんダ





でも逆に



体調を崩す者も、



でてきていた





ボクは最後の晩。



痩せ細ったおじさんと



隣り合って座り。



夕涼みしながら、



『ここはまるで

象の墓場みたいだね』



と、



立ち上る煙をみながら言った。





おじさんは、うなずいた。







ボクは、明日かえる。





いつでも戻ってこれる



たばこ村があるから。





ボクは家にかえれる。





そうしてボクの頭は、



(結局

たばこ村に足掛け半年だから、

戻ったら保険料300円増しか)



とほほ。ナンテ、



考えてたんだ



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