Replicant・Lover's-L No.6
『しまった、眠っちゃった』と後悔しつつも、次の日も同じ失敗を繰り返し、

三日目はがんばって起きて待っていたのに、全然ベッドルームに来る気配が無いから、リビングに戻ってみると、こんな調子で立っていた。

何をしているのか聞いてみたら、「警備している、安心して寝ていろ」と言われた。

いやいやいや、安心して眠っちゃったら意味無いでしょ!?

この頃から、こいつの欠陥品具合に気が付いてきた。


で、この部屋のチェックがこいつの毎日の日課になっている。

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