Replicant・Lover's-L No.6

「さっきも言ったが、お前とリッカの性的交渉の情報は必要無い」

レンは口を開きかけたが、ジンのその言葉に行動を止めて、首を伸ばしてジンの表情を覗き込んだ。

「お前、それはセクサロイドとしてどうだよ？」

「それについて、リッカは俺を欠陥品と呼んでいる」

ジンはいつもの無表情で真面目にこう答えた。