Replicant・Lover's-L No.6
「おつかれー」

そして、あたしの持ってるグラスに、自分の手に持っているちょっとだけ中身の入ったビールの瓶をぶつけて、そのまま、ラッパ飲みした。

「かあぁぁぁっ、美味ぁーっ!!」

一気に飲み干すとレンがいい笑顔をみせる。

「あんたねー」

思わず、溜息をつく。

「ん? 何だ、何だ?」

「主人より先にビール飲むぅ?」

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