Replicant・Lover's-L No.6
頭にくる、ホントに!!

「セクサロイドのくせにっ!!」

「だからだ。俺は生殖機能を持っていない。何も残せない。ただ、身体の快楽を得るだけのものだ。必要か?」

「あたしに説教しないでよ!! ロボットなんだから主人の言う事聞いて、気持良くしてくれればいいのっ!! それとも、土下座したら、してくれるのっ?」

あたしはジンの身体から離れ、床に手をつこうと腕を伸ばしたところで、肩にふわりとした感覚を受けた。

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