Replicant・Lover's-L No.6
ただ、その時は、ホントにイラっと来てて、あたしは、財布を確認して、携帯電話とDS3を鞄に乱暴につっこむと玄関へ向かった。

「おい、ちょっと、ちょっと、リッカ!! どこ行くんだよ!?」

レンがあたしの腕を引き止める。

「コンビニっ!! ソフト買ってくる!!」

「いやいやいや、勝手に行ったらダメだろっ!? ヨシちゃんに怒られるぞ?」

「何でっ!? 近所のコンビニくらいどうして行ったらいけないの!? あたし、そういう自由も無い訳?」

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