Replicant・Lover's-L No.6
「いや、ひとりじゃまずいって」
「もう、いいって言ってるでしょっ!!」
そう言って、一旦、息を吸いこんで、思いっきり怒鳴った。
「強制終了!!」
その言葉に、すぐにふたりが反応した。
レンはあたしから手を離し、ジンは組んでいた腕を解き、再生直後の赤い眼になって、その場に虚ろに立ちつくす。
ふたりはそれぞれに感情のこもっていない事務的な口調で、
「『再生終了しますか?』」
と聞いてきた。
あたしは、それを無視して部屋を出た。
「もう、いいって言ってるでしょっ!!」
そう言って、一旦、息を吸いこんで、思いっきり怒鳴った。
「強制終了!!」
その言葉に、すぐにふたりが反応した。
レンはあたしから手を離し、ジンは組んでいた腕を解き、再生直後の赤い眼になって、その場に虚ろに立ちつくす。
ふたりはそれぞれに感情のこもっていない事務的な口調で、
「『再生終了しますか?』」
と聞いてきた。
あたしは、それを無視して部屋を出た。