Replicant・Lover's-L No.6

セーフティーロック解除。

「キャッ!!」



ヨシダは帰ってくるなり、短く悲鳴をあげた。

扉を開けてすぐに、背の高い男ふたりが、壁のようにぼんやりと立ちつくしていた為だ。

「ちょっと、どうしたのよ、あんた達っ!! リッカ、何これ!? リッカぁっ!!」

名前入力前の状態のジンとレンの姿に戸惑いながら、リッカの名を呼ぶが反応が無い。


< 216 / 277 >

この作品をシェア

pagetop