Replicant・Lover's-L No.6
驚いて、真顔にもどってしまったジンに今度はあたしが笑った。

「これ終わったら、私とエッチね!! あたし、ベッドでもいい声で鳴くよ」

ジンが呆れたように溜息を吐く。

「その前に、俺の再生時間が終了だ」

「すぐ再生するから!! ね、いいでしょ?」

「考えておく」

「もうっ!! ばかぁっ!!」

あたしは、ステージへと駆け出した。

< 265 / 277 >

この作品をシェア

pagetop