Replicant・Lover's-L No.6
ゲーム画面から顔をあげ、ジンへと向き直した。

いつもの無表情で腕を組んであたしの手元を見ていて、あたしの言葉にめまいでも起したかのように天を仰いだ。

完っ全に、バカにされている。

なんで、こうなってるのか、全然わかっていないらしい!!

「そもそも、あんたがあたしの相手をちゃんとしてくれたら、ゲームする暇も無いんだけどっ!?」

あたしは、ゲームを手放すとジンへと身を乗り出した。

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