ご主人様の仰せの通り!【短編】
ソファから毛布がずり落ちて、人の姿が現れてきた
現れたのは絶世の美少年とも言っていいほど、綺麗な顔立ちをした男
も、もしかしてこの方が…
「司、まずは桜子さんの返事が先だ」
やっぱり司様ーーーー!?
やばっ!
私激ラッキーじゃん
1億円で家族がハッピーになれるし、私はこんな美少年の世話の特典で名門学園で高校3年間を過ごす!!
お父さんがこの人の親友でよかったー
「よ、喜んで引き受けさせてもらいます」
「じゃあ決まり」
はっ?
私が返事をした途端、司様に引きずられ、部屋から連れ出された
嫌、まだ悠様のご返事を聞いていない…
「お前はこれから俺の玩具だ」
「はぁ!?」
玩具!?何?それ?
私は司様のお世話役だっつーの!!