ご主人様の仰せの通り!【短編】




「まぁ、早く乗れ」



「さ、早速ですか…」



私、馬の乗り方わかんないんだけど…



だって、この白馬超大きいもん




「…どうした?」



「嫌…その…の、乗せてください…」



どうしても乗れないので、私は司様に頭を下げた



くそ…こんなこと絶対したくなかったのに…



すると、いきなり足が地面から離れた



「ちょっ!?」



「暴れんな。要望通り、乗せてやってるだろう?」



だからって…私を持ち上げるな!!



私を持ち上げた司様は意図も簡単に私を馬に乗せた




「お前、体の割には結構重いな…」



ぴきっ…



し、失礼にもほどがあるでしょう!?た、確かに最近体脂肪率がやばいけど…



あんまり食べてないのに…



って、言っても昨日も司様の残したお菓子を全部食べちゃったんだよね…




< 19 / 33 >

この作品をシェア

pagetop