ご主人様の仰せの通り!【短編】
「まぁ、早く乗れ」
「さ、早速ですか…」
私、馬の乗り方わかんないんだけど…
だって、この白馬超大きいもん
「…どうした?」
「嫌…その…の、乗せてください…」
どうしても乗れないので、私は司様に頭を下げた
くそ…こんなこと絶対したくなかったのに…
すると、いきなり足が地面から離れた
「ちょっ!?」
「暴れんな。要望通り、乗せてやってるだろう?」
だからって…私を持ち上げるな!!
私を持ち上げた司様は意図も簡単に私を馬に乗せた
「お前、体の割には結構重いな…」
ぴきっ…
し、失礼にもほどがあるでしょう!?た、確かに最近体脂肪率がやばいけど…
あんまり食べてないのに…
って、言っても昨日も司様の残したお菓子を全部食べちゃったんだよね…