ご主人様の仰せの通り!【短編】
使えてみせます司様!!
で、結局来ちゃいましたけど…
「じゃあ、後は持ち前で明るさで頑張りなさい」
とかなんとか言って、笑顔で私を送り出したお父さん
いっぺん鞭で叩くか?
でも、この屋敷本当に大きいな…
連れて来られたのはどっかのお屋敷、都会でもこんな大きな家あったんだ…
さすが名門学園の理事長をやってるってことはある
と、とにかくインターホンを…
「望月桜子様でありますか?」
「ぴぎゃっ!?」
後ろから執事服を着たおじいさんが出てきた
こわっ!!幽霊みたいだし!!
「すいません…驚かすつもりはなかったんですけど…」
「い、いえ!!わ、私こそが望月桜子です」
よく見ると60~70歳くらい可愛い顔つきをしたおじいちゃん
「私は真部と申します。桜子様をお迎えにあがりました」
「あっ、ありがとうございます!!」
うわっ~生執事だよ!!
なんか緊張しちゃう