危険なカラダ。
ありがとう。
素直に嬉しかった。
あの夜のことも、ちゃんと受け止めるから。
だから、もっとアタシを追いかけて。
少しずつ、気持ちに追いついて見せるから。
「ひゃぁっ」
突然カラダを引き寄せて、力強く、アタシを抱きしめた。
「今度は、センセイが忘れられない夜にしてあげる」
耳元で囁かれた彼の甘い声。
カァっと一気に赤くなる、アタシの頬。
「…ばか…」
小悪魔でいじわるで、だけど優しい男のコ。
胸がドキドキ、ドキドキ、
…止まらなかった。