危険なカラダ。

「それからはタクシーに乗っけてもらって…
あとは知らないけど」


全く覚えてない
アタシは今になって
恥ずかしくなった。


ありえない…
泥酔状態で騒いで…
あげくにお世話になって…


「でもね、チアキくん嫌な顔しないでアンタのことずっと見ていてくれてたんだよ?
年下には見えなかったわ。」

…嘘

そんなことまで
してくれてたなんて…



アタシ、今日
悪いことしちゃったな…

あんな突き放すような
言い方で…




最悪…

< 71 / 107 >

この作品をシェア

pagetop