素直になんかなれない
∞意地っ張り∞


優しく、頭を撫でてくれるその大きな手が好き。

真っ白な歯を
惜しみなく見せて笑う、その垂れた目が好き。



いつだって
一生懸命な背中も

少し、早歩きなところも

癖のある、その猫っ毛も。




全部が、全部
あたしをときめかせて止まないんだ。




でも、何だか
あたしばっかり好きみたいで

それじゃ、悔しくて。




あたしは今日も
相変わらず、意地っ張り。





   ∞意地っ張り∞



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