~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅱ 竜と炎の王
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「なんだなんだ? お前らもうお仕舞いか?」
不機嫌な表情を隠すことなく見せて、御柳は言い放った。藍奈たちの元まで十メートルちょっとというところで立ち止まり、刀を構える。
藍奈、茜、紫音、檸檬はまっすぐに御柳を見ていた。
「これで最後です」
茜が言う。それに藍奈が続く。
「次で絶対に倒す」
「ざけたことを。そんなボロボロの体で何するってんだ?」
笑って、御柳は後ろに二、三歩跳んだ。そして刀を頭上に掲げ刃は上に、剣先は下に向ける。
「そろそろくたばれ!!」
月光が乱れ飛び、風の刃がいくつも生み出された。
「なんだなんだ? お前らもうお仕舞いか?」
不機嫌な表情を隠すことなく見せて、御柳は言い放った。藍奈たちの元まで十メートルちょっとというところで立ち止まり、刀を構える。
藍奈、茜、紫音、檸檬はまっすぐに御柳を見ていた。
「これで最後です」
茜が言う。それに藍奈が続く。
「次で絶対に倒す」
「ざけたことを。そんなボロボロの体で何するってんだ?」
笑って、御柳は後ろに二、三歩跳んだ。そして刀を頭上に掲げ刃は上に、剣先は下に向ける。
「そろそろくたばれ!!」
月光が乱れ飛び、風の刃がいくつも生み出された。