~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅱ 竜と炎の王
「レモン!」
すぐさま藍奈は檸檬の手を握る。檸檬はうなずき、二人同時にジャンプした。
そして、一瞬にして御柳の背後をとった。
「くっそぉ!」
茜の妖術にとらわれた御柳は闇雲に刀を振り回した。しかしそのすべてが単調なもので、藍奈や檸檬がそれを避けるのにさほどの苦労はいらなかった。
そして、刀を大降りに振った御柳の背中に、藍奈は杖を当てた。
「キャンセル、解除せよ」
言った直後、御柳の肩の部分に緑色に小さな図形が輝いた。そしてすぐさまパキンと音をたてて図形が割れた。
すぐさま藍奈は檸檬の手を握る。檸檬はうなずき、二人同時にジャンプした。
そして、一瞬にして御柳の背後をとった。
「くっそぉ!」
茜の妖術にとらわれた御柳は闇雲に刀を振り回した。しかしそのすべてが単調なもので、藍奈や檸檬がそれを避けるのにさほどの苦労はいらなかった。
そして、刀を大降りに振った御柳の背中に、藍奈は杖を当てた。
「キャンセル、解除せよ」
言った直後、御柳の肩の部分に緑色に小さな図形が輝いた。そしてすぐさまパキンと音をたてて図形が割れた。