~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅱ 竜と炎の王
「と、常磐くん……! 何やってんの!? というかその子誰?」
慌てるアズラクを落ち着けるように片手を振って、人影の顔を覗き込んだ。
「この子は御冠神楽紫音ってゆーてな。ま、名前からわかるとおり麟紅の妹さんや」
「え? 妹って、この前クラスで話題になってた?」
「そ、」
「でもなんで麟紅くんの妹が空から落ちてくるの?」
「それは」
と、常磐は落ちてきたもう一人の人影を見た。人影は女だった。忍装束のその女はうめきながらもゆっくりと立ち上がり、こめかみに手を押し当てた。
「そいつに聞きい」
ニヤッと不敵な笑みを常磐は浮かべた。
対する忍者の女はため息と同時に頭を振った。
「きょ、今日は厄日です……」
慌てるアズラクを落ち着けるように片手を振って、人影の顔を覗き込んだ。
「この子は御冠神楽紫音ってゆーてな。ま、名前からわかるとおり麟紅の妹さんや」
「え? 妹って、この前クラスで話題になってた?」
「そ、」
「でもなんで麟紅くんの妹が空から落ちてくるの?」
「それは」
と、常磐は落ちてきたもう一人の人影を見た。人影は女だった。忍装束のその女はうめきながらもゆっくりと立ち上がり、こめかみに手を押し当てた。
「そいつに聞きい」
ニヤッと不敵な笑みを常磐は浮かべた。
対する忍者の女はため息と同時に頭を振った。
「きょ、今日は厄日です……」