本当の愛(BL)


女の子ってだけで
龍治に見てもらえる

女の子ってだけで
龍治が“好き”って
言ってくれる

女の子ってだけで
龍治に触れてもらえる

女の子ってだけで
龍治に愛してもらえる

女の子ってだけで……



「よし…」


いつものパターン


龍治はいつも
2回はヤるから
その間に
僕はある事をする



----30分後-----


「出来た」


僕が作った物

それはオムライス



僕はいつも
料理の出来ない
龍治にご飯を作る




靴を履いて
家のドアを開ける


ピーンポーン


「はぁい」

龍治の声



ガチャッ


ドアが開いた


龍治は僕の顔を見て
ため息をした


「またすぅ?

毎回毎回
いい所で来るなよ」


「ごめん…

ご飯…出来たから

いるでしょ?」


「まぁ…
すぅの料理は旨いから」


「僕はそれだけ
だから…

あっ!
あと学校から
運んでくれたの
龍治だよね?

ありがとね!」


「あぁ…
竹ちゃんに
手伝ってもらったし」

「でもありがとう!

じゃね」


バイバイ
と手をふる


後で竹内先生に
電話しとこ



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