鬼 鴉【総集編】
戦いとは理不尽なモノ―
自分の都合のイイようには、進まない。
勝つ為には、その思いは必要であるのだが、必勝などという言葉は言葉だけで、実際には存在しなかった。
鬼人はその技で勝てると思い、闘兵衛はその技に追加したモノを考える。
闘いに対する考えの違いが、勝敗を決っした。
無傷のまま、敵を圧倒する。
相手を、思い通りに動かす―
思うがまま自分の攻撃を当て、掠りもさせずに防ぐ―
勝利の美酒は人を酔わせソレを味わう為に、敵を過小評価し、楽観的観測をさせた。