鬼 鴉【総集編】


「さぁ、戻ろうか?」


銃佐ェ門は決着を口にすると、全員に声を掛けていた。


「……あぁ」


闘兵衛は短く返事をし、桃華と皐月を見やる。


まだ立ち直るには時間が掛かりそうだが、それでも銃佐ェ門の言葉に答えるように頷く。



しかし、異変に、違和感に誰も気付かなかった。



中庭に、ナニかが現れた事を―



鬼人の骸の傍に、人影がある事に―



< 1,376 / 1,582 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop