鬼 鴉【総集編】
桃華と皐月の元へと戻った銃佐ェ門は、蛮族の城で見てきたありのままの様子を説明する。
落胆する桃華ではあったが、銃佐ェ門は落ち着いた口調で呟く。
「アイツはこのまま終わるような男じゃ、ない」
ソレは、銃佐ェ門の自信であろう。
「絶対に生きているサ。だから……、諦める事はないと思うが、ナ?」
確証があるワケではないが、銃佐ェ門は自信を持って桃華に声を掛ける。
さらに銃佐ェ門は、言葉を続けていた。