鬼 鴉【総集編】


「フフッ、失礼。そうでした……。そう名乗ってましたね、あの男。私、その闘兵衛と日本で闘いましたよ……」


「っ!?」


紅拳の嬉しそうに語った内容に、闘華は仰天してしまう。


「そ、それで!?」


慌てて闘華は問い返す。



「……アレほどの蹴りを放つ者は、大陸でも指で数える程。世界は広いわね……」



満足気に話す紅拳に対して、闘華はいぶかし気に声を掛けていた。


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