鬼 鴉【総集編】


小船に乗り込んだ闘兵衛らを黒船の縁から見下ろし、ジェノスは声を発する。


「コレが片付いたらサ、アンタら……、アタシの仲間にならないかい?」


ジェノスは縁に両腕を乗せ、笑みを浮かべながら問い掛けた。


「……」


「悪くは、ねぇな……?考えとこうッ!!」


無言の闘兵衛をよそに、1人の男性が答える。


小船には、闘兵衛を含め男女4人が乗っており、全員がジェノスに視線を送っていた。


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