Love story



「バレてない
つもりだったわけ?

俺だって
自分の誕生日くらい
覚えてるっつの。」





翔はそう言って
近くにあった小石を蹴る。



…なんだ、わかってたのか。







「あっ!じゃあ改めて
翔の欲しいモノは!?」





わかってるなら
直接本人に欲しいモノ
聞いたほうがいいよね?










………って思ったのに










「自分で考えろよ。」







………ってなんでー!






と言うわけで、
私は結局、自分で
翔のプレゼントを
考えることになった。



翔………
一体何が欲しいんだろ?




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