Love story
そのままでも
十分かっこいいんだけど、
たまにしか見せない
こういう笑顔は、
もうめちゃくちゃかっこいい。
「や、やるっ!//」
思わずどもる私。
「何どもってんの。顔赤いし。」
そう言って翔は
私の頬を手の甲で撫でる。
だ…だからっ///
アンタのその行動のせいで
赤くなるんだってば!
…なんてことは
言えるわけもなく、
「あああ赤く
なんかないってば!///
ほら、早く行こっ!」
「クッ…はいはい」
ますます顔が赤くなって
どもりまくりの私は、
それはもう
笑いまくってる翔の手を引いて
ウォータースライダーの
列に並んだ。