Love story
side翔
「…んで…」
「あ?」
「なんで………
キスもしてくれないの?」
蚊の鳴くような声で
梓は言った。
まさかそんな
言葉が来るなんて
思ってなかったから、
かなり驚いた。
必死に言葉を探していると、
「キスだけじゃなくても…
私って、魅力ない?」
なんて言い出すし。
「そーじゃねえよ…」
むしろその逆!
「じゃ、なん「お前、
嫌そーだったじゃん…」
梓の声を遮って言う。
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side翔