バレンタインデー『短』

なんて考えてた時ほんの少しの間唇に何かが触れた。

「ちょっと早いチョコのお返し♪俺のキスはレアだよ?」

はてはて…キス……?

…………

………

……



「キスっー?!」

私の大きな声に教室にいるみんなが私と太一を注目する。

あー…やばい。私明日から“キス好き女”なんて呼ばれんのかな(^з^)-☆
……はあ…

「まあ…付き合ってやってもいーけど?」

呆然とする私の耳元で囁く太一。

…もうあだ名なんてどんなんつけられてもいいかもしんない


「んきゃあああああ★!」
「うわ、うっせ…」

END
< 6 / 7 >

この作品をシェア

pagetop