【短編】チョコレートの誘惑






* * * *


俺は何だかんだ言って、楽屋には向かわず、日向を探した。
そして、やっと自販機の前のベンチに座り込んでいる日向を見つけた。



何やら虚ろな瞳でボンヤリとしていた。


そういう姿を見ていると、またまたS心に火がついてしまう俺。




自分の持っていた冷たい缶ジュースを日向の頬に当ててみた。






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