【短編】チョコレートの誘惑







そんなことを考えながら、改札口付近を見渡す。




すると・・・・






今日、学校で身に付けていたブレスレットがかすかに見えた。

俺は、日向らしき人の方に近寄り、後姿を見ると・・・










やはり、日向だ。




「ひ、日向さん…?」


俺は、驚いてしまって、つい南月口調になってしまった。






そして、ゆっくりと後ろを振り返る日向。


「え…?ど、どうして………って、加月?」



あ、やっぱり・・
南月だと思われたんだ。



「よっ^^マネージャー、こんな所で何してんだよ?^^」


俺はいかにも冷静な態度で日向に言う。

本当は驚きで、心臓がバクバクなのに・・・



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