【短編】チョコレートの誘惑





え…?


「い…今、何て?」


「だーかーらー…好きになっちまってたんだよ。多分、駅で見かけた時から…」



やっぱり、駅ことの時以来、ずっと俺は好きだったんだよな。
胸の奥の奥に隠されてただけで・・・・




はぁ・・俺の心臓、弾けそう。
「好きだ」なんて言葉、ドラマ以外で使ったことね-よ・・





「…加月。」


日向が上目使いで言ってくる。
だめだ!!!理性が吹っ飛びそう・・・



「っと、まあー…両想いってことで、な?^^」


「………。良いよ、付き合ってあげても。」


「…え?まぢ?!」


よっしゃ!!やっぱ、そうだよな?^^




「加月が好きってゆーなら、仕方ない。付き合ってあげてもよろしくてよ?」


・・・・出た、上から目線。
だけど、俺よりも日向の方が身長的には小さいもんな?^^


っま、これもどうせ照れ隠しなんだろうけど・・


「ハハッ^^んじゃ、そのチョコ頂戴☆」

俺は、日向が持っている紙袋を指差す。





「…はい、どうぞ!!!マズくっても、知らないから。食べた加月が悪いんだからね。」


「蜜柑が作ったチョコだから、マズい訳ないじゃないか^^んじゃ、俺も礼をしなきゃな。」







チュッ



「…////馬鹿。」







* E N D



照れる日向が、可愛くて好きです。


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