【短編】チョコレートの誘惑
アタシは、すかさず、ぶつかった相手から離れ…
「すみません。私の不注意で…その、ぶつかってしまって。」と謝った。
満員電車かつ急な急ブレーキって事が有り、みんな静まり返ってた。
だから、なるべく小さな声で相手にソッと言った。
「あぁ…別に気にしなくて良いよ。」
はぁー…
親切な奴で良かった。
「それじゃ…」
と言って、自分の元の位置にろうしたら。
「って、言うとでも思ったか?」
と、腕をがっしりと捕まれた。
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