キミトナ【番外編】

俺の名前は藤本昇太ー17歳

この辺じゃあ有名な不良
警察に何回お世話になっただろうか





「昇太!!」

「なんだよ!」

悪友の1人、隆司が俺の安眠を妨害した。

「あいつ今度やろうぜ!」

やることはカツアゲ。

隆司が指したのはこの辺りでは有名な私立高校の制服を着た男。


黒髪にメガネか…いかにもひ弱そうだな‥でも、金持ちの坊ちゃんだろ?たんまり金もってそう!



隆司と俺、それから数人の仲間でそいつに近づいた。



「兄ちゃん!金貸してくれへん?」

隆司と仲間が言っていくが、この男顔色一つ変えず、むしろ俺たちを睨んできた。


面白い奴だな!!



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