キミトナ【番外編】
隆司たちをそのままにして、男に言われるがままついて行った。
隆司たちにはメールしとくか
しばらく歩くと目の前に高級車が停まっていた。
男は躊躇わず車に乗り込んだ。
俺も乗るのか?
「早く乗れ」
乗るんだ…
「俺の自己紹介がまだだったね。俺は春沢優輝」
春沢?どっかで聞いたことがあるような…
「昇太は何歳?」
もう呼び捨てかよ!?
「俺は17」
「俺の一つ上か…見えないね」
こいつ喧嘩売ってんのか?
やがて、大きな建物の前で車が停まった。
城か?でけぇ…
あっ!?春沢ってホテル経営で有名なとこだ!!
「入るよ!」
優輝に急かされた。
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