蜜×密


龍「隼人になんにもされなかった?」



あたしの頬に涙が落ちた。



龍「馬鹿野郎!!俺らは友達なんだぞ、ひかるが女だって男だって、んなの関係ねぇんだよ!!もっと頼れよ!!!」




龍の言葉が嬉しくて、涙が溢れ出した。



「隼人がホストしてる理由が知りたくて……でも ……知れば知るほど隼人が遠くなって……」



龍があたしをそっと抱きしめてきた。



龍「辛かったべ??一人で全部抱えこむなよ。」



あたしは龍の優しさに包まれた。



「黙っててごめんね…」



龍「どうする??みんなに本当の事言う??」



本当はばれるのがすごく怖いけど…



「明日みんなに言う」



あたしは覚悟を決めた。













< 15 / 25 >

この作品をシェア

pagetop