蜜×密


入学式が終わり教室に向かった。

どうやら周りは全然きずいてないみたいだ。



あたしのクラスは

‘国際ビジネス’クラス

エリートクラスだ。



空いてる席に座ってどんなやつがいるか監査してたら、いきなり前に座ってたやつが話しかけてきた。



「入学式とか好き?」


そいつは前髪に赤いメッシュがはいってていかにもチャラオだ。



「きみは?」


答えるのが面倒くさいから聞き返した。


「俺はねー寝れるし、以外と好きだよ」


あたしはてっき嫌いと言うのかと思ってたからびっくりした。


「へぇー以外だね」


「そぉ?俺、蔵野 龍[クラノリュウ]龍でいいよ、よろしくな」


「僕は南 ひかる、こちらこそよろしく」


早速友達ができて安心した。


やっぱり、男子校に来てよかったと思った。







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