ゆびきり

君の顔は真っ青で、
そんな君の右足は真っ赤に染まっていた。


夢中で走っていた僕は君の異変に気付かなかった。


きっと、君は痛さで何度も叫んでたのに


僕は、そんな事にも気付かず走っていた。



『ごめん。』


僕は、泣いた。


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