らぶれたあ



ばしっ


急に頭に
痛みがはしった




『はあっ?』



私がキレぎみで
振り向くと



そこには


宇佐希の笑顔があった







『桜っ!!サボってんなよ!!』







そう言いながら、また


にいっ



と、笑った







『ってゆか、
今日オカンが来なって。
来るだろ????』




宇佐希が言った。







私わ当然のように頷いた。






『宇佐希のお母さん。
料理うまいしね♪』







私がそう言うと



『まあな♪じゃ、
適当にウチ来いよ?』






と言って、
作業を手伝いに向かった。









そろそろ
お気付きでしょうか。








そう。



私達は




幼馴染みなんです。





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