らぶれたあ
『お邪魔しまぁす♪』
そう明るく振る舞った私。
けど、内心は
そんなに冷静じゃなかった。
震えてる手を握りながら
リビングに向かう宇佐希。
私は真っ赤な顔で
後から引っ張られてった。
宇佐希にとっては
たいした事じゃなくても
私にとっては、
涙が出る程
嬉しい事だっだ。
だって
私が宇佐希を独占出来るのは
こーゆう時しかないから。
幼馴染みの特権だと
分かっているからこそ
悲しくなるんだよ。
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