マーブル



千波さんと再会するまでは、そんな風に過ごしていた。



裏のお店ではあったけれど、未成年を求める富裕層のニーズに私は合っていたし



慣れない仕事も初々しさという武器で、それなりにこなしていた。



千波さんのおかげで家が出来て客と寝る必要も無くなったし、体目当てじゃなく来てくれる人もいて……生活が安定し始めた頃



仕事終わりに届いた一通のメール。



差出人は知らないアドレス。



おそるおそる開いてみると……



そこには



【体で客呼んでんじゃねーよ、ブス】



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