俺様王子
「ねぇ〜……啓貴…封筒に何が入ってるわけ?」



今は啓貴に引っ張られて森の中を歩いている。



「桜に分かると思わねぇ〜けどな。」


啓貴はフッっと笑いながら隣を歩いて行く。



「ちょっ!!それどういう意味よ!!」



「どういう意味って……バカって意味ですけど。」



啓貴は爽やかな笑顔で答えてくる。



むっかっーーー!!



「バカじゃない!!バカって言った方がバカなんだから!!」



すると啓貴は爆笑してこっちを見てきた。
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