ルリイロ。
『ちょ、待てよ!俺行くなんて言ってねえよ。』
『はあー?悠斗、行かないの?ありえない。行かなきゃダメに決まってるじゃない。』
『そうだぞ。久しぶりに4人で集まりてえじゃん!』
『そりゃそうだけど、俺は…』
口ごもってしまう。
まだこんなに瑠璃を思ってしまっているのに…今会ったらどうなるかわからない。
ケンが大きくため息をついて俺を諭した。
『悠斗ぉ~。お前まだ瑠璃ちゃん忘れてねんだろ?そんなん言わなくても分かっから。』
『そうだよ!なんのためにセッティングしたと思ってんのよ?』
明日美も俺の肩を揺らしながら言う。