ルリイロ。

そんなことより、今は受験だ。

俺は決められた席につくと、鉛筆と消しゴムの横にお守りを置き、参考書を開いた。

どうか、合格できますように。

30分ほどすると、堅い顔をした教師が教室に入ってきた。

そしてアナウンスが流れ、参考書とお守りをカバンにしまい、試験が始まった。


< 76 / 132 >

この作品をシェア

pagetop