奴隷と悪魔
「わ、笑わないでよ・・・」
私が少しふくれてそういうと、茉里唖はギュッと私を抱きしめた。
「ごめん」
「う、うん・・・」
なんか素直にそう謝られるとどうしていいかわかんないよ。
“チュッ”
「!?」
私は茉里唖にそっとキスをした。
「んん・・・っ。ん・・・」
茉里唖も私にキスを仕返した。
私が茉里唖にしたのよりもずっと激しいキス。
そして甘い。
恥ずかしいキス。
「んぁっ・・・」
ドキドキする。
どうしよう。
キスだけでこんなふうになるだなんて・・・。
“ビクンッ”
茉里唖は私の首筋に触れた。
「っ・・・」
「嫌?」
「う・・・ううん」
なんかくすぐったいな。
「クスッ」
それから茉里唖はどんどん私に触れていく。
まるで私が感じるところを知っているみたいに、私に触れていく。
「ぁっ・・・」
「気持ちいい?美衣菜・・・」
「ふぁっ・・・。う・ん・・」
体が熱い。
茉里唖の触れたところからどんどん体が熱くなっていく。