奴隷と悪魔



「そろそろ学校行く準備しよっか」



「ああ。制服そっちにかけておいたから」


「アリガト」



 私と茉里唖は、準備をして学校に向かった。



 芭衣ちゃんとまた仲良く話せるかな。



 ちょっと心配だけど、大丈夫だよね。きっと。



「あいつとのことが心配?」



「えっ・・・?」



「白能美とのこと。また話せるか、とか?」



「う、うん」



「大丈夫。きっとまた話せるようになる」



「うん・・。そうだね」





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