奴隷と悪魔




 そんなぁっ。



 深君寝ないでよ~。



 私どうすればいいの?



 とりあえず茉里唖に相談しよう。



“~♪~♪”



『・・・はい』



「あのね、今私学校にいるんだけど、深君が熱で倒れちゃったっていうか・・・、今眠ってるの。どうしたらいいかな?」



『沙神と?今から学校行くから、沙神を保健室まで連れて行って冷却シート張っとけ』



「わかった!ありがと」



“ブチッ”



 とりあえず連れて行かなきゃ。






――――




「よいしょっと。・・・ふぅ、男子って意外と重たいな」



 とりあえずベッドに寝かせて冷却シート張ったからなんとか大丈夫かな。



 あ、一応熱計っておこう。






“ピピピピピッ”



「39度!?ど、どーしよ!?」



 茉里亜早く来て・・・。






< 144 / 240 >

この作品をシェア

pagetop